Animal CollectiveシングルFloriDada発表。新アルバムの軸はミニマル。
アメリカのエクスペリメンタルグループAnimal Collectiveの新譜がでます。2/19。Twitter, Redditでも盛り上がってますね。
今日シングルFloriDadaがYouTubeに発表されました。
エイビーとパンダのコーラスが楽しい、4分間のポップな仕上がり。
いままでのアルバムSung Tongs以降の要素が混ざり合いつつ、タイトでシンプルな音像です。
海外Rolling Stoneでアルバムについてのインタビューが載っています。
今回のテーマはミニマル、短い要素、ダダイズム
彼らの特徴であった覆い尽くすようなリバーブを排除。長い後奏やドローン効果もなし。
サンプリングを司るGeolologistさんは
「俺ら版のラモーンズアルバムみたいなもの。」
とおっしゃっております。
今回はLAで3人でレコーディング。
メンバーはAvey, Panda, Geologist。(時々居るDeakinさんはいません。彼らの一番有名な作品Merriwether Post Pavillionと同じ)
The Velvet UndergroundのJohn Cale, サックスのColin Stenson
Colin Stetson - Wikipedia, the free encyclopedia
も参加しているそう。
録音に使われたモジュラーシンセやパーカッションは、猿の惑星やポルターガイストのサントラの機材を借りてきたようです。
2013年ぶりのアルバム、パンダやエイビーはソロを、ジオロジストは娘ができてパパをやってました。解散せず新しいアルバムを作ってくれてうれしい限りです。
さらに詳しくは下の記事をどうぞ。
もうひとつの要素はダダイズム。
ダダイスム - Wikipedia 19世紀の芸術思想。既成事実への反抗だそう。
アートワークはダダイズムな3人それぞれのご尊顔を選べるそうです。
Animal Collective - Official Online Store (公式サイト)
パンダ、エイビー版が売れに売れ、ジオロジストの在庫の山が出来上がるのだけは避けてほしいと祈ります。
デラックスを予約すると、7インチ(アルバムに入らない新曲2曲入り)が手に入るのか。。悩みます。
しかしシングルを聞くとパンダがちゃんとAnimal Collectiveに力を注いでいてくれている感じがします。ファンとしてはなんだか目頭が熱くなります。前回のアルバムCentipede Hzのパンダ要素のうすさにも逆の意味で涙が出たものです。
アルバムへの期待が膨らむニュースでした。来日してくれないですかね。HostessさんFujiさんサマソニさん。
Painting With トラックリスト
1. FloriDada
2. Hocus Pocus
3. Vertical
4. Lying In The Grass
5. The Burglars
6. Natural Selection
7. Bagels In Kiev
8. On Delay
9. Spilling Guts
10. Summing The Wretch
11. Golden Gal
12. Recycling